takuichi_Seni
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1313拓一では、生徒1人につき1台のタブレット端末を用意してもらっています。校内にはWi-Fiが整い、授業やHRをはじめ、学校生活の様々な場面でICTを活用しています。自学自習用アプリで、一人一人の学習進度に合わせた学びも進化しました。黒板に直接投影する最新鋭のプロジェクタを全教室に完備。さらに活用の幅が広がっています。再びコロナ禍の様な不測の事態になっても、素早くオンライン対応することも可能です。Special Contents進学目標を見据えた授業情報部長遠藤 謙一先生学習活動を進化させるICT教育(Information and Communication Technology)論理的思考力を身につけ、筋道立てて説明する力を鍛える高校数学は、ものごとを論理的に考える力、相手に筋道立てて説明する力を鍛える科目です。中学校までは解答のみを問われることが多かったかもしれませんが、高校数学では記述式の説明を求められることが増えてきます。単に正解にたどりつけばいいのではなく、計算の一つひとつの操作でも、根拠を明確にし、相手を意識して書く努力が必要になります。友人たちと「ああでもない、こうでもない」と議論しながら、答えを見つける楽しさを味わってほしいと思います。幅広い視点で理解を深め、思考の引き出しを増やす世界の問題を解決し、よりよい未来を生きるためには、過去や現在を正しく理解する必要があります。地歴公民科では、事件や制度をただ暗記するのではなく、事象のつながりや様々な視点での理解を重視して学びます。映像や図像も積極的に活用します。こうした学びによって法則を捉え、思考の引き出しを増やすことができると考えています。「今まで流し見ていたテレビのニュースが理解できた」「感想ではなく、意見を持つことができた」という声を聞くのが嬉しいです。ICTを文房具として使いこなしてほしい拓一は、生徒と教員が対面でコミュニケーションをとることを大切にしてきました。ICTを取り入れるにあたっても、オンラインとオフラインを区別するのではなく、うまく融合させた形で進めています。目標は、ICTを鉛筆や消しゴムのような文房具の一つとして、スマートに使いこなすこと。大学や社会で必須となるスキルと、気負わず自然に使う姿勢を身につけます。各教科の先生方より、担当教科における取り組みを紹介いたします。各教科の先生方より、担当教科における取り組みを紹介いたします。「生徒と共に学ぶ」授業で思考力、判断力、表現力を培う国語科では、単に「評論」「小説」「古文」「漢文」を読み合わせるのではなく、それらを通して「思考力」「判断力」「表現力」を培っていくことにこそ教育的意義があると考えています。実際に指導を展開するうえで大切にしているのは、「生徒に教える」のではなく「生徒と共に学ぶ」意識です。「生徒との対話から得られる情報」は私にとっての「教科書」であり、授業という限られた時間の中で生徒と共に授業を作っていくことに、何よりも「楽しさ」を感じています。早い段階から大学入試を見据え、多くの問題演習で理解を深める物理は世の中の現象を言語化し、さらに数値化して理解する学問です。苦手意識を持つ生徒もいますが、授業ではまず目に見えない性質を具体的にイメージできるように解説します。とはいえ解説を聞いて「へえ、そうなんだ」と思っているだけでは問題は解けません。重要なのは、実際に自分の手を動かして計算に落とし込む過程です。本校では早い段階から大学入試を見据えて多くの問題演習に取り組み、理解を深めます。志望校合格に向けて、一緒に頑張りましょう!国語科現代文担当 現代文担当 遠山 大樹先生遠山 大樹先生理科物理担当物理担当伊豆本 響先生伊豆本 響先生数学科数学担当数学担当富田 尚子先生富田 尚子先生地歴公民科世界史担当世界史担当宮﨑 聡美先生宮﨑 聡美先生先生からのメッセージ教科指導

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