LAWYERSAITAMA MEDICAL CENTERCENTRAL JAPAN RAILWAY COMPANYDOCTOR of POLITICAL SCIENCE星野高等学校を卒業後、早稲田大学法学部へ進学。ロースクールを経て司法試験に合格。現在は弁護士として、家事事件等の一般民事事件の法的な支援を提供。星野高校卒業後、埼玉医科大学医学部に進学。消化器外科を専門とし、現在埼玉医科大学総合医療センターで大腸がんをはじめ様々な疾患の手術にあたる。星野高等学校を卒業。武蔵野大学現代社会学部現代社会科を経て東海旅客鉄道株式会社へ。同社では、新幹線鉄道事業本部に勤務。現在は中核社員として活躍。星野高等学校卒業後、立教大学文学部教育学科に入学。同大学修士課程を修了後、キャンベラ大学博士課程に進学し、博士号(政治学)を取得。HOSHINO HIGH SCHOOL |29埼玉医科大学総合医療センターYさん社会に出てこそ役に立つ星野での学び内科医の父と看護師の母のもとで育ったこともあり、ごく自然に医師をめざすようになりました。当初は、医学と並んで臨床心理学にも興味があり、迷った結果埼玉医科大学の受験を決めました。当時は数学に苦手意識を持っていたのですが、それを克服できたのは、高校2年生の時に、先生から「復習では類題だけを解いたら?」というアドバイスをいただいたからです。実践してみると自分でも驚くほど理解度が増しました。取り組み方を少しだけ変えるだけで、勉強の効率が違ってくることを実感し、そうやって試行錯誤する過程で身につけた考える力が、今も私の血肉となっている気がしますね。高校では音楽部の活動に打ち込んだ3年間でした。受験も部活動の両立は本当に大変でしたが、当時の仲間とは今も「両方頑張って良かったね」と笑顔で語り合っています。東海旅客鉄道株式会社Yさん可能性を見つけ出す機会の宝庫星野は、先生方が見守りながらチャレンジさせてくれる学校だと思います。また、星野は進路に直接かかわるイベントも多く、芸術鑑賞や修学旅行など、感性を見つめ直す行事も多いです。それはつまり、自分自身の可能性を見つけ出すチャンスが多いということです。高校では男子の結束力が強く、仲間はいつも支えてくれていました。人の役に立てるということは、本当に楽しく、嬉しいことです。今の仕事でも、お客様に「ありがとう」と言ってもらえると、「旅の安全をサポートできてよかった」と心から嬉しくなります。小さい子供などからは、ヒーローを見るようなまなざしで見つめられることもあり、照れくさく思いながらも、格別な気持ちになります。海外からの観光客も多くなってきましたので、多様なケースに対応できるようにしていきたいと思っています。Nさん政治学博士星野で培った研究者の才幹現在、私は政治教育や若者の政治参加の研究をしています。研究者にとって必要な能力は色々ありますが、中でも「知らなかったことを、ちゃんと驚く」ことはとても大切です。新しいものを目の前にしたとき、知っているふりをしたりするのではなく、きちんと驚いて、調べ物をしたり、人と意見交換をすることは、新たな知識を生み出していく研究者にとって不可欠の力です。星野での生活は、様々なことに「驚く」ための基礎を作ってくれたように思います。訪れたことのない国々での修学旅行や、感性を養ってくれる芸術鑑賞などは、まさに驚きやワクワク感を与えてくれました。私は学校を研究の対象としていますが、よい人間関係を作り上げなければ、リサーチをすることすらできません。今思うと、星野の学校生活でたくさんの人間関係を作った経験がこのことにとても活かされているように思います。社会人弁護士(東京弁護士会所属)Mさんやれるところまでやってみる今振り返ってみても、勉強に明け暮れた三年間でした。高校時代は、図書館が開く朝7時から勉強を始め、授業が終わった後もずっと図書館で勉強を続けていました。ここまで勉強に没頭できたのは、星野高校の互いに切磋琢磨する環境が私に適していたと思います。「継続は力なり」とはよく言ったもので明確なゴールや目標を設定したら、その達成に向けた行動を習慣化することが重要です。もし努力を続けることに悩んでいる人がいれば伝えたいことがあります。社会では女性が発言すると『生意気だ』等といったような心無いことを言われるような風潮が、未だに日本社会には根付いていますが、そのような周囲の言動に惑わされることなく、「女性も野心を持っていい」ということをお伝えしたいです。周囲の目を気にせず、やりたいことを存分に追求することをお勧めします。
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