EXECUTING APTITUDE-BASEDINSTRUCTION01知の構築2つのキャンパスの間を専用回線で接続し、校舎内全域に無線アクセスポイントを設置。全ての教室でオンライン学習環境を実現しています。各教室には電子黒板機能付プロジェクタが設置され、授業に活用されています。常駐のICT支援員が学習環境をサポートするほか、専門スタッフによるネットワークの保守管理、ファイアウォールやフィルタリング、端末管理等を組み合わせた本校独自のシステムで、生徒と教職員だけがアクセスできる安心で快適な環境を実現しています。本校では、文部科学省のGIGAスクール構想に先駆けて従来から生徒一人一人への端末配備を進めており、コロナ禍でのオンライン授業のニーズにも速やかに対応してきました。生徒には個人専用のiPad第10世代(2024年度よりキーボードを導入)が配布され、日々の授業やホームルーム、放課後の自主学習等に積極的に活用しています。さらに本校専属のICT支援員が複数常駐し、日々の学習をサポートしています。便利である反面、様々な危険も潜んでいる高度情報社会。本校では、ICT機器を使いこなすスキルを高めるとともに、セキュリティーやモラルについての意識を養うことを大切にしています。本校で作成した「iPad利用ガイドライン」や「ソーシャルメディアポリシー」に基づいて、情報端末やインターネットを安全に利用するために必要な知識や技能、判断力を実践的に学ぶことで、高校生にふさわしいリテラシーを身につけていきます。日々の学びを支えるプラットフォームとして、学習管理システム『Google Workspace forEducation Plus』を活用。オンラインの仮想クラスルームを通じて配信される教材やWebテスト等に取り組んだり、デジタル教材や学習系アプリ、生成AI等のツールを活用したり、学習記録や模試データをクラウド上に蓄積して振り返りや課題発見に利用したりしています。大学入試改革にともなって共通テストに「情報」が導入されます。高1から高2にかけて各教科や総合的な探究の時間の学習と関連づけながら情報分野への理解を深め、長期休業中の希望者対象の特別講習で入試を想定した高度な内容を学習します。さらに、高3で履修する「情報Ⅰ」の授業では、プログラミング等の実技や問題演習の実施を想定しています。「知識基盤社会」と呼ばれる現代。グローバル化や技術革新が急速に進み、世の中を動かす枠組みそのものが変化する中で求められるのは、一人一人が確かな知識や柔軟な思考力を身につけるとともに、個人では解決できない問題にチームの力で取り組んでゆく協働性を育むことと言えます。このような時代を生きる上で鍵となるのが「情報を活用する力(リテラシー)」です。本校では、ICT環境をハード・ソフトの両面からさらに充実させ、来るべき時代に備えています。本校では快適なネットワーク環境のもと、個人専用の端末(iPad)が配布され、様々な学習管理システムやデジタル教材などを活用し、最適化した学びのスタイルを確立しています。17ICT/情報リテラシー教育情報活用力を高めるためのICT環境03施設設備・ネットワーク・支援体制011人1台端末(iPad)+キーボード04セキュリティ・モラル教育02オンライン学習システム05新しい大学入試を見すえた情報教育EDUCATION
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