15153年間で確実に英語力を高めるカリキュラムが組まれています。毎週朝テストを実施するとともに、1年次は知識を蓄積するインプットの活動を中心に指導を展開し、学年が上がるにつれてそれらの知識を統合してアウトプットする活動を強化します。読解に関しては精読から速読に進み、3年次には難関私大の長文に対応できる力を身につけます。またICT教材を積極的に活用し、自学自習の効率化も図ります。学期に数回、外国語科通信としてTEJ(Takuichi English Journal)を発行。英語が得意な生徒はもっと好きになり、英語が苦手な生徒は今よりちょっとでも英語がおもしろくなるように工夫を凝らします。外部資格試験に関する最新情報をはじめ、外国語科教員からの学習アドバイス、おすすめ参考書の紹介、単語学習に役立つ語源のコラムや英語圏の文化を紹介するコーナーなど、多彩な内容で興味を引き出します。拓一では、生徒1人につき1台のタブレット端末を用意してもらっています。校内にはWi-Fiが整い、授業やHRをはじめ、学校生活の様々な場面でICTを活用しています。自学自習用アプリで、一人一人の学習進度に合わせた学びも進化しました。黒板に直接投影する最新鋭のプロジェクタを全教室に完備。さらに活用の幅が広がっています。再びコロナ禍の様な不測の事態になっても、素早くオンライン対応することも可能です。読解力とも深く関わるリスニング能力は、大学入学共通テストでも大きなウェイトを占めるようになりました。また英語外部資格の活用が大学入試でも本格化しており、4技能をバランスよく伸ばす必要性が高まっています。本校では、4技能の経験を積み、全員が英検2級以上の取得を目指しています。また、3年次には共通テスト対策教材でリスニング演習を実施します。他教科に関してはこちらから▶Special Contents世界で通用する国際力を身につける英語教育進学目標を見据えた授業学習活動を進化させる英語担当 進藤 美希先生英語担当 進藤 美希先生外国語科通信TEJ▲ICT担当遠藤 謙一先生(Information and Communication Technology)01POINT03POINT02POINT外国語科入試を突破する力を培うとともに、「英語」で世界を見る経験を積む3年間で語彙を増やし、確かな文法知識を身に付けていきましょう。読解は1文ずつ正確に解釈する「精読」から始まり、必要な情報を素早く読み取る「速読」まで進みます。同時に、英語で「読み・書き・聴き・話す」という経験をたくさん積んでほしいと思っています。日本語とは異なる文化的背景や思考様式を持つ「英語」という新しい「窓」から世界を見ることのおもしろさや意義を知り、他者との違いを楽しみ、豊かな感性を磨いてください。ICTを文房具として使いこなしてほしい拓一は、生徒と教員が対面でコミュニケーションをとることを大切にしてきました。ICTを取り入れるにあたっても、オンラインとオフラインを区別するのではなく、うまく融合させた形で進めています。目標は、ICTを鉛筆や消しゴムのような文房具の一つとして、スマートに使いこなすこと。大学や社会で必須となるスキルと、気負わず自然に使う姿勢を身につけます。ここでは英語教育における取り組みを紹介いたします。3年間で効率よく、難関大学入試に対応する英語力を身につける外国語科通信TEJ(Takuichi English Journal)で興味を引き出す大学入試改革に対応し、外部資格試験にも積極的に挑戦する先生からのメッセージ教科指導ICT教育
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