啓明学園
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年ごとに特定の国や地域をテーマにして、様々な課題について自分たちで調べ、話し合い、考えたことを発表する行事です。代表生徒の発表に加えて、海外の専門家や卒業生、在校生の保護者による講演会も実施しています。テーマになった国や地域出身の生徒にとっては、自分が育った文化・ルーツをあらためて知る機会にもなっており、アイデンティティを高めることにもつながっています。2023年度は、「ドイツの教育」というテーマで実施しました。中1は「ドイツの学校教育についての基本情報」、中2は「ドイツの現地学生へのインタビュー結果」、中3は「希望の職業に就くために、どのような進路選択をしていくのか(ドイツ・日本の教育制度を比較しながら)」について発表しました。「自分の身の回りのことから世界を考える」を主なテーマとしてワークショップに取り組む一日です。専門家による講演を聴いた後、中1〜中3の生徒が学年混成のグループに分かれてディスカッションします。各グループの議論は中3生がリード。探究学習における調べ方や、発表の方法を生徒たち自身で深めていきます。グローバルに活躍されている方の講演から、世界の課題と現状について考えるプログラムです。2023年度は「イタリア文化〜歌曲や芸術〜」と題して、テノール歌手の栗原光太郎さんの講演を聴きました。イタリアと日本の文化や芸術の違いについて、留学経験や現在の活躍をイタリア歌曲を通じてお話いただきました。生徒からの質問には声楽のテクニックやピアノの技術の質問などがあり、多くの学びを得ることができました。Point12Point13Point14Keimei Gakuen Junior & Senior High School 16中20年以上続く伝統行事国際理解の日中1〜中3の縦割りグループでディスカッショングローバルワークショップ中世界市民として必要十分な資質を養うグローバル講演会中高

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