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KASHIWAGI Guide Book 6ICT指導のコンセプトは、「学校でしかできないことを学校でやろう」ICT教育担当 宮﨑 悠先生「学校でしかできないことを学校でやろう」。これが私の中では、ICTを使う上での指導コンセプトになっています。例えば、知識を得るための情報取得はICTに任せ自宅や通学などの空いた時間に吸収する。学校では仲間と話したりグループで思考したりしながら、知恵を磨いていく。もちろんそこにもツールとしてのICTは有効です。簡単な例で言えば、ICTとホワイトボードを使えば、ノートに板書をする必要なくiPadに保存できるため、授業時間を効率良く短縮することができます。またグループでの思考においても、ICTを活用すれば、知恵を出すための材料となる情報を効率良く共有することができます。つまり、ICT自体を学ぶのではなく効率的に学習するための道具として使いこなす。これがICTを導入した教育の大きなメリットではないかと思っています。ICTを活用し、創造力を育む環境づくりを実現iPadには、「Canva」や「アイビスペイント」など、生徒が手軽にクリエイティブな制作に挑戦できるアプリを準備しています。教科外の活動にも積極的に取り組んでもらい、ICTスキルとインターネットリテラシーを養います。ポスター作成やスライド資料の作成、動画編集などを通して、生徒の創造力を伸ばすことを目指しています。ICTを使用し、生徒たちが外の世界に目を向け、様々なことに興味を持ち、将来の夢や目標を見つめる手伝いをします。多彩な活動を通して、生徒たちが今まで気づかなかった新しい「やりたいこと」を見つけてもらいたいと願っています。ICTを活用した環境づくりを通して、生徒一人ひとりの可能性を最大限に引き出していくことが、柏木学園の考えるICT教育です。iPadを確実に使いこなすための資格 “AppleTeacher”AppleTeacherとは、学校等の教育課程でApple製品を使用する際、生徒の指導法、活用法をサポートするためのラーニングプログラムです。本校では、生徒の的確なツール活用をサポートするために、全教員がAppleTeacherを取得しております。校舎全館Wi-Fiを完備、LTE回線のiPadで自宅学習も充実校舎全館Wi-Fi環境を完備しています。また、学校外でも学習できるLTE回線を有したiPadを導入しており、ご家庭にWi-Fiが整っていない場合でも、自宅学習、復習ができます。通学時など、いつでもどこでも学習ができる環境を整えています。Teacherʼs VOICE