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EXTENDING INTERNATIONAL THINKING02国際人の自覚ケント・ペナー先生(以下 ケント) 星野高校で英語の授業について、一番印象に残っているのはどんなことですか?(What was most impressive about the English classes?)生徒1(女子部) 高校1年生のときに全クラスでネイティブの先生の授業が行われるのですが、そのなかでも特に英語プレゼンテーションの活動が印象に残っています。人前で英語を話すのはとても緊張しました。でも、私なりにベストを尽くし、その経験が自信につながっています!(I tried my best and that experience gave me confidence!)生徒2(共学部) 自信を持つことって、英語で会話するのにとても大切ですよね!ケント 英語力を高めるためには、実践での経験値を蓄えることが第一ですからね。星野高校では、従来から行われてきた「読むこと」「書くこと」に加えて「聞くこと」「話すこと」の活動にも力を入れ、4つの技能をバランスよく高めることを心がけています。私たちネイティブ講師も、みなさんが楽しく英語を学ぶためにさまざまな工夫をこらしていますよ。ケント 二人は高2までに英検準1級を取得していますね。なぜこれほケント・ペナー 先生 本校で30年以上にわたり教鞭をとるベテラン教師。女子部3年生(写真左) 英検準1級を取得。共学部3年生(写真右) 英検準1級を取得。ど難しいテストに挑戦しようと思えたのですか?(What motivated you to take on such a high-level test?)生徒1 星野の先生方はいつも私たちに英検にチャレンジすることの大切さを語ってくださったので、高いスコアを目指して頑張り続けることができました。ケント 先生からの励ましを自分の力に変えるのはすばらしいことですね。高めた英語力を将来どのように使っていきたいですか?生徒2 私は将来、海外の国々を訪れたいと思っています。現地の人々と英語で話し、彼らの文化や生活を知りたいです!(I want to communicate with people there and understand their cultures and lifestyles!)ケント すてきな夢ですね。私は高校3年生の最後の授業で必ずこんな話をします。「学習によって得られるものは『カギ』です。みなさんは高校での学びを通じて『国語のカギ』、『数学のカギ』、『英語のカギ』など、さまざまなカギを手に入れました。これらは『大学入試へのカギ』であると同時に『世界へのカギ』でもあります。『大学入試へのカギ』は大学に入学すると使わなくなるでしょう。でも『世界へのカギ』は一生なくなりません。みなさんは今その『カギ』を手にしています。自信をもって世界に飛び出してください!(Take the "Key to the World" and go out into the world with confidence!)」訳 星野高校英語科星野高校のALTとして長く勤務するケント・ペナー(Kent Penner)先生。本校の英語教育について、ケント先生と女子部・共学部の在校生たちが英語で語り合いました。27実践を通じて4技能を高める国際社会の一員になるためにTABLE TALK座談会

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